住み替え★団塊・シルバー世代
ライフスタイルの変化
高齢者の住宅-ライフスタイルからみた高齢者の住まい2つのステップで考える高齢 世代団塊世代が創る新しい生活文化、新しいライフスタイル、新しいマーケットに大きな期待が寄せられています。リタイアした後の長い人生を、元気な時期とそうでな くなった時で分けて暮らし方&住まいを考える必要があります。
なんとなく身体が弱ったときの住み替え
家事が面倒になってきた、ご主人が弱ってきて奥さんが心配になってきた、などの 理由での住み替えです。完全要介護ではないが先行きの不安にそなえたもので、「 早めの引越し」と呼ばれています。高齢者向け優良賃貸住宅、有料老人ホーム、フ ロントサービスつきマンションなどが選択肢にあり、万一の安心のための住み替えといえます。
24時間介護が必要になったときの住み替え
身体は元気だけど認知症である、または認知症+身体不自由な場合は24時間介護が 必要になります。身体だけが不自由で認知症のような症状がない場合は在宅介護の選択肢もありますが、認知症になると在宅介護は難しくなります。自己決定能力が なくなった場合は24時間介護が必要ですが、特別養護老人ホームのような公的施設 の数が大変不足しています。これは介護保険を利用すると、利用者の金額的負担が 比較的少なくて済むことから入居希望者が多く、また、要介護高齢者が急増してい るため、施設の建設が追いつかないからです。このため、24時間介護に対応する民間の有料老人ホームが爆発的に増加しています。グループホームも非常に増加していますが、特別養護老人ホームの自己負担額に比較して家賃等は全額自己負担なので高額になります。また、数が多いために慎重に選ぶことが必要です。
住み続けの場合
高齢者がこれまでと同じ住宅に安心して住み続けるためには、建て替えやリフォー ムが考えられます。その後、介護状態になれば介護保険を利用して地域のサービスを受けることができます。
今後ますます高齢者のライフスタイルが変わっていくと考えられていますし、少し前に比べて「高齢者」のイメージがネガティブなものからポジティブなものへと大 きく変わっています。欧米諸国などでは、本当の意味での高齢者というカテゴリー の前にワンステップをおいた元気な高齢者層を「第3の世代」と呼び始めています。 平均寿命から考えると、仕事をやりとげ子供も育て上げた後、本当に人生の終焉を 迎える年齢までには、20年から30年あります。これからの高齢者・アクティブシ ニアはその時間を有効に使い、人生を謳歌するライフスタイルに変化していくと考えられます。シルバー世代を迎える前の「ゴールド世代」という概念が広がり、高齢者の住まいもさまざまなライフスタイルによって多様化していくのではないでしょうか。


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事例1